しばらく日記を更新しなかったわけ

 しばらく日記を更新しなかった。

 

 その間何をやっていたかというと、ゲームで遊ぶのを優先していたから。実は自分の中で日記はとにかく毎日更新だ!と決めていた。決めていたのにゲームを優先した。これはゲームの誘惑に負けたから、なのか?

 ゲームをすると決めた時、よし今日は日記を書かない!と自分で毎回確認する。今優先すべきはゲームだ!と理性的に判断した。本当か?ゲームやりたかっただけじゃないのか?という声が聞こえてくる。

 

 ではなぜこの日記を毎日続けることに決めたのか。ひとつは、自分の人生の備忘録。ふたつ目は、「これが言いたい!表現したい!」という事柄を好き勝手に書きたいから。みっつ目は、その私の記録を面白がってくれる人がもしいたとして、そんな人と仲良くなれたらおもしろいかもしれないという期待。

 

 ひとつ目の理由は必須項目ではない。記録を書くよりも人生楽しむ時だ!と思えば、人生を楽しむ方を優先する。

 ふたつ目の理由は、それこそ毎日のようにネタが生まれ、表現されることを待っている。でもそれも「人生でやりたいことのひとつ」に過ぎない。他に優先したいことがあればそちらをする。それがゲームだったというだけの話だ。

 みっつ目の理由は、コメント欄を開放しているこのブログで反応がない今、考える必要がない。でもアクセス解析を見ると毎日数人は見にきてくれているようだ。それ自体はありがたい。ありがたいが、同じ人か一見さんかもわからない人、何も言わない人のことを配慮する時間があるなら愛してるとか大好きとか一緒にいたいとか一緒に遊びたいとか言ってくれる人との時間を優先するのは至極当然の話だ。黙って見られても自分にできることはない。なので交流が始まればその人達のために更新を続けようとはなるだろう。

 

 さて、熱中しているゲームというのは魔神転生2という、1995年?くらいに発売されたゲームだ。キャラとして悪魔がたくさん出てくるのだが、それぞれの悪魔について攻略本にあるような解説を自分でしたいなあと思い、空き時間を使って解説を書いていた。すると、この日記を更新するより遥かに楽しいなあということに気づいた。同じように文章を書いているだけなのだが。なので気が向いたら自己満の特集としてここにもその文章を載せようかなとは思うが、それと同時に自分はこのような日記形式で毎日更新することが向いていないのだなあということが改めてわかった。ゲームの攻略解説はすらすら書けるのに、日記はすらすら書けないという現実が浮き彫りになった。

 

 よく思い出すフレーズ。夏目漱石の「思ひ出す事など」で「一日のできごとを全て書くにはその書く時間にも同じ時間かかるわけで」というフレーズ。本当にその通りで、自分の一日のできごとが勝手にアレンジされて文章化されてアップされてそれが自分の満足のいく文章であったならばどれだけ楽なんだろうと思う。毎日「書く時間」と「過ごす時間」の配分がしのぎを削る。この2−3週間は「過ごす時間」が優先されたということだ。誰も読んでないし読んでも反応ない所に資源を費やしてもつまんないよねという諦めもある。やはり向いていないのだろう。

 

 さあ。この日記。どうしよう。