他にも仲の良かった夫婦が仕事上別居して、そのまま離婚したらしい

娘の運動会の日は天気も良く、大勢の家族が集まり賑やかに開催された。久々に一眼レフを取り出し、笑顔で活躍する娘をカメラに収めた。写真写りはあまり良くない娘だが、それでもめげずに動き回る娘にレンズを向け続けた。

 

小学校は6学年もあるおかげで、自分の子供の出る時間帯は相対的に少ない。娘の出番も午前中は2番め、5番めにあるだけで午後は最後から3番めにあるといった感じなので、午前10時からお昼1時半時くらいまでまるっと時間があく。現場でのほほんとするのも暑いので、近くに何か良い店でもあればと調べたら、歩いて15分程度のところにスタバがあるということがわかったので、妻と一緒に向かうことにした。

 

妻の友達で、私達と同じ時期に仕事か何かの理由で別居することになった夫婦がいた。夫婦ともに医者だったかな? 奥さんは専業主婦になっていたという話だが、夫が遠い田舎への転勤が決まり、子供を都会で育てたいと希望した奥さんは子供と残り、夫だけ田舎へ行くという単身赴任という形で別居となったが、女性の多い医療の現場で知り合った人と不倫関係ができてしまい、不倫相手に送ったラブメールを奥さんへ誤爆することで発覚、離婚へとなった。かいつまんで話すとこのような話だった。

 

ものすごく典型的な話だと思っている。詳細はどうあれ、距離が人間関係を引き裂くことは往々にしてある。そういう意味で、遠距離恋愛というものはとても難しいようで、現地に他に好きな人ができたという報告がポコポコと出ている。

 

なので、当然自分達にもそのリスクはあり、久々に会うときはそういう話題もよく出る。話題に出したところで隠れて好きなことができることには変わりがないのだが、話題に出すことでお互いの信頼を確認したり、話の辻褄が合っているかどうか無意識にチェックがかかったり、逆にお互いに夫婦でいる価値があるのかどうかの判断材料となったり、そんな感じでお互いの人生のリスクマネージメントになっている。

 

余談ではあるが、この遠距離関係を持続させる難しさが希少性につながるのではないかと踏んで、この日記を書き、公開している。誰にも簡単にできないことやってるオレ、偉い!! とか毎日思ってたりするので、いやいや意外に単身赴任で長く続いてる所も多いんですよ? みたいな刺激のない話はつまんないので聞かないようにしている。ということはこの日記、つまんないの? とかいう壮大なブーメランに気づいてしまったのでこの件はこれ以上追及せずに放置する。